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by はんきち

真夏の夜はグリーグのヴァイオリンソナタ

ロシアの若い女性ヴァイオリニスト、アレクサンドラ ・サム(Alexandra Soumm)という人がグリーグのヴァイオリンソナタを全曲弾いた音盤を手に入れて、真夏の夜に聴き入った。第3番はよく聴くことがあったけれど、1番2番は知らなかったから、それも良い機会だった。

第1番はノルウェーの海を臨んだ丘の上から吹きそよぐ風を受けているような作品。とても純朴でしかも第2楽章は民族舞踊の趣きがあり爽快だ。第3楽章もカッコ良い。

第2番はピアノ抒情曲のような趣き。途中からヴァイオリンとよく絡み合うようになって、それは北欧の田舎道を、あちらこちらと右に左に歩いたり、またいきなり駆け出したりするような按配だ。

第3番はもちろん珠玉で、このヴァイオリンソナタはあまりにも心地よいから、だれにも聴かせずに自分だけのものにしたくなる。

静かに、大切にもっていたい曲集になった。

■曲目
グリーグ:ヴァイオリンソナタ
・第1番ヘ長調、作品8
・第2番ト長調、作品13
・第3番ハ短調、作品45
■演奏
アレクサンドラ ・サム(vn), ダヴィッド・カドゥッシュ(of)
■収録
2010.2.1-4, イエスキリスト教会、ベルリン
■音盤
Claves Records50-1002

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by k_hankichi | 2018-08-04 21:16 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(2)
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Commented by maru33340 at 2018-08-05 07:32
夏にグリーグは似合いそうやね。
Commented by k_hankichi at 2018-08-05 07:42
maruさん、透徹さのなかに諧謔が混ざる。良い趣味の音楽です。