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by はんきち

街角探検の深みをゆく

街角探検はここまでくると流石だと脱帽する。『地図と愉しむ東京歴史散歩・地下の秘密篇』、『地図と愉しむ東京歴史散歩・ 地形篇』(竹内正浩、中公新書)。

起伏については敏感な方だけれど、ふだんから気をつけていなければ絶対に分からないことや、さらには高精度の測量機器を持参して歩いていなければ分からないようなことが、この東京にはまだまだ隠されていることを知る。

「地下の秘密篇」の巻頭に収められた地下鉄各路線の各駅毎の高低図は面白くて、ルートを辿りながら頭のなかで平面地図を思い出すだけで、それがそのまま地形図になる。自動浮遊遊戯だ。

 「地形篇」も面白く読んだ。ふだんから乗っている山手線のルート決定も奥深い。当初、巣鴨駅から南西に向かった線路は途中で北に屈曲することなく品川線(いまの山手線の一部)の目白まで一直線で結ばれる予定だったそう。しかし巣鴨監獄や予定地住民の反対でルートが変わり、今のルートに変わった。そしてできた駅が池袋だった。たしかに地図でみるとあそこだけ無理やり感があるのがよく分かる。

街角探検の奥は深い。

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by k_hankichi | 2018-05-30 06:28 | | Trackback | Comments(4)
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Commented by maru33340 at 2018-05-30 07:20
これははんきち君のためにあるような本なり。
僕も読んでみたし。
Commented by k_hankichi at 2018-05-30 08:24
maruさん、是非に。自分も訪れたり住んだりした所の、地形歴史的な謂れを知るだけでも楽しい。
Commented by Oyo- at 2018-06-01 09:06 x
もう私は読むだけの楽しみになりそうなご本です^^
Commented by k_hankichi at 2018-06-01 17:17
読むと、歩いたり訪れたり乗ったりしたくなります。