『塩一トンの読書』の重み

噛みしめるようにして、本にまつわるエッセイと書評集を読了した。それとともに、ああ何て僕は本を浅くしか読んでいなかったのかと感慨し、著者の言葉にしばしば涙した。『塩一トンの読書』(須賀敦子、河出文庫)。

最後の方で、著者は次のように書く。

“人が生きるのは、答えを見つけるためでもないし、だれかと、なにかと、競争するためなどでは、けっしてありえない。ひたすらそれぞれが信じる方向に向けて、じぶんを充実させる、そのことを、私たちは根本のところで忘れて走ってきたのではないだろうか。”(『砂のように眠る  むかし「戦後」という時代があった』書評より)

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Commented by maru33340 at 2018-03-20 07:11
うんうん。
再読したい。
Commented by k_hankichi at 2018-03-20 23:40
一トン、重くて、しかし、こころは軽くなる。
by k_hankichi | 2018-03-20 06:29 | | Trackback | Comments(2)