小津安二郎芸談

友人から教えてもらった無印良品が出版している『小津安二郎』(MUJI BOOKS)を読了。安価で良心的な本づくりにも感銘。まさに無印良品。

このなかに「小津安二郎芸談」という東京新聞に寄せた中篇があって、それは多分初めて読むもので感銘した。

“メロドラマは苦手だ。メロドラマは自分より哀れな境遇の人を見て流す涙は楽しいということが根本になっている。だから出てくる人間は無知な常識はずれが多いし、事件にも不自然さがなくてはならない。これはダメだ。たとえ涙をねらっても催涙的でなく自然なものを求めたい。”

メロドラマが嫌いではない僕だったのだけれど、この見方にはハッとした。的を見て妙、とはこのことをいう。


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Commented by maru33340 at 2017-08-29 05:21
これは良い本だよね。
小津さんが生きていたら多分この本の装丁を気に入ったんじゃないかな。
Commented by k_hankichi at 2017-08-29 06:27
うん、そうだよね!
Commented by Oyo- at 2017-08-29 17:54 x
こちらの会社に本も出版しているのですね(*_*)
Commented by k_hankichi at 2017-08-29 19:35
おようさん、お薦めです。
MUJI BOOKSは、東京では有楽町店と恵比寿店だけにしかないので、ご留意下さい。
by k_hankichi | 2017-08-29 00:48 | | Trackback | Comments(4)