『愛しき人生のつくりかた』のシャルル・トレネ

久しぶりに外で映画を観た。『愛しき人生のつくりかた』(原題 Les souvenirs)。→http://itoshikijinsei.com/

渋谷での封切りに半年以上遅れてだけれども、パリやノルマンディー地方の美しさを堪能。

夫に死に別れた老婦人マドレーヌ(アニー・コルディ演じる)は、一人暮らしをし始めるが、安否を気遣う息子のミシェル(ミシェル・ブラン演じる)の配慮で、老人ホームに入ることになる。その場所が気に入らないマドレーヌは、そこをこっそりと抜け出して失踪してしまう。

孫のロマン(マチュー・スピノジ演じる)は或る女に恋をし始めていたが、そんななか彼女がノルマンディの街にいることを知る。そこに向かう途中のガソリンスタンドで、彼は「どのようにすれば、恋するその人に出逢えるだろう」と、マスターに問いかける。

「24時間ずっと逢いたいその人を想い祈り続けることだ」

そう言われる。

ミシェルは祖母をようやく探し出し、彼女がかつて通った小学校を訪れるが、驚くことに、そこには、再会を密かに祈り続けた女がいた。教師を務めていたのだ。

いっぽう、彼女の息子ミシェルは、妻ナタリー(シャンタル・ロビー演じる)と破局を迎えそうになっている。ブルゴーニュに出向いた帰りに、息子に背中を押されて、立ち寄った件のガソリンスタンドで、「どうずれば失った妻の心を取り戻すことができるのか」とマスターに問いかける。

「現在ではなく、過去に戻ることだ」

帰って来た言葉の意味することは・・・。

映画の中で、シャルル・トレネのシャンソン「残されし恋には」が流れて、学生時代にずいぶんとこの人とそれからジョルジュ・ブラッサンスにのめり込んだことを久しぶりに思い出した。

原題のLes souvenirsとは、祖母が子供や孫たちからの贈り物、という意味なのだとようやく分かった。

■スタッフ
監督:ジャン=ポール・ルーブ
原作:ダビド・フェンキノス
脚本:ジャン=ポール・ルーブ、ダビド・フェンキノス
■キャスト
ミシェル・ブラン:ミシェル
アニー・コルディ:マドレーヌ
シャンタル・ロビー:ナタリー
マチュー・スピノジ:ロマン
ジャン=ポール・ルーブ:ホテルの主人
■製作:2014年、フランス

■「残されし恋には」 − Que reste-t-il de nos amours?→https://youtu.be/DEmQSeNQrh4

■映画「愛しき人生のつくりかた」予告編 →https://youtu.be/mBQKzm6h878

 
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Commented by Oyo- at 2016-08-28 11:47 x
このような映画があったのですね^^ フランス語の勉強にはなりそうです(^・^)
Commented by k_hankichi at 2016-08-28 20:18
おようさん、はい、重過ぎず、軽妙すぎずで、良いです。
by k_hankichi | 2016-08-27 16:49 | 映画 | Trackback | Comments(2)