静かに光合成をしていく・・・Transcriptions 2

アクセントゥス合唱団によるオムニバス盤を聴いている。『トランスクリプション vol.2』。

ちょうど植物になっていきたいと欲する女にまつわる小説を読んだところで、奇遇ながらその作品の雰囲気にマッチした音楽だ。

この曲を目を閉じて息を殺して聴いていると、いつしか自分が光合成ができるようになっていくように感じる。

静かに座りながら、あるいは踏ん張り過ぎずにすくっと足を地面に付けているだけで、僕らは獣ではなく植物のようになっていく。

周囲を利用し消費しつくしていくのではなく、生けるものを活かしていく酸素を生み出していくのだ。「酸素のような合唱」だと思った。

■曲目
1. 「冬」~ヴィヴァルディ:『四季』より 「冬」
2. 「リタニー」~シューベルト:万霊節の日のための連祷 D.343
3. 「死の大地」~プロコフィエフ:『アレクサンドル・ネフスキー』より
4. 「別離と忌避」~マーラー:『若き日の歌』 第12曲
5. 「温室にて」~ワーグナー:『ヴェーゼンドンク歌曲集』より 第3曲
6. 「葬送の歌」~シューベルト:『死と乙女』
7. 「道しるべ」~シューベルト:『冬の旅』より 第20曲
8. 「夜と夢」~シューベルト:『夜と夢』 D.827
9. 「恋人の青い眼」~マーラー:『さすらう若人の歌』より 第4曲
10. 「贖罪の歌(詩篇88 篇)」~ J.S. バッハ:『フランス組曲』第1番 ニ短調(BWV812)より サラバンド
11. 「バビロンの流れのほとりに(詩篇137 篇)~ J.S. バッハ:『イギリス組曲』 第3番ト短調(BWV808)より サラバンド
12. 「イェルサレム(詩篇122 篇)」~ J.S. バッハ:パルティータ 第1番 変ロ長調(BWV825)より メヌエットII
13. 「雪の上の足跡」~ドビュッシー:『前奏曲集』 第1集より 第6曲
14. 「魅惑の笛」~ラヴェル:歌曲集 『シェエラザード』より
15. 「つれない人」~ラヴェル:歌曲集 『シェエラザード』より
16. 「If, like the moonノ」(源為義の短歌/11世紀)~スクリャービン:24の前奏曲 op.11 より 第13曲
17. 「The Moon Appears」(サッフォーの詩)~スクリャービン:3つの小品 op.45 より 「アルバムの綴り」
18. 「眠りの森の美女のパヴァーヌ」~ラヴェル:『マ・メール・ロワ』より 第1曲
19. 「妖精の園」~ラヴェル:『マ・メール・ロワ』より 第5曲
■演奏:ロランス・エキルベイ(指)アクサントゥス室内合唱団
■音盤:Naive

アクサントゥス - トランスクリプションVol.2 (Transcriptions 2)

Naive

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Commented by maru33340 at 2016-06-18 07:21
あ、このアルバムもどこかにあるはずや。
探してみよ。
Commented by Oyo- at 2016-06-18 07:55 x
このような曲を聴きながら、はんきちさんが光合成していく表現が素敵です^^
by k_hankichi | 2016-06-17 18:36 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(2)