突然に時空の隙間に放り出された・・・モーツァルトのジーグ

友人から随分前に紹介されて購入していた音盤を、ようやくじっくりと聴いていた。マルセル・メイエによるピアノ曲集だ。そのなかで、ああっつと声が出るほどに時空の隙間に放り出されたような感になった曲があった。

モーツァルトの「小さなジーグ」、ト長調 K574だ。その音階の突拍子なさは現代音楽のまさに奇をてらったようなものにそっくり。200年を越えた隔たりが全く感じられない。

天才が、どこまでも未来を予見できていたのだということを心底感じた曲だった。

この音盤をまともに聴いてこなかったこと恥じたとともに、これからの歳月の中でも、大切に聴くべきものとして加わった。

■Mozart, Eine kleine Gigue, K 574 (piano solo) https://youtu.be/VAwD0pLA8Pk

https://www.youtube.com/watch?v=9a1phByRPKo

Marcelle Meyer: Ses enregistrements 1925-1957

Marcelle Meyer / EMI Classics

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Commented by maru33340 at 2016-05-17 07:21
この人のピアノは一見さりげないけれど、聴き込むにつれてその品性が伝わってくる演奏だから、時間をかけてゆっくり味わえばよいのだと思うで。
僕も久しぶりに聴きなおしたくなった。
Commented by k_hankichi at 2016-05-17 20:48
すごいピアニストと、思えた。
by k_hankichi | 2016-05-17 06:12 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(2)