女の矜持と男の矜持・・・映画『ストロボ・エッジ』

弾丸出張からの帰りに機内で観た映画『ストロボ・エッジ』(http://www.strobe-movie.com/)は、とてもとても爽やかだった。『あまちゃん』を助演した二人による、躊躇いに溢れた恋物語。

高校生の木下仁菜子(有村架純が演じる)と一之瀬蓮(福士蒼汰が演じる)は、互いに人を支えたいという気持ちにあふれた二人。すこしの風の変化でも季節の移ろいを敏感に感じ取れる二人。心のなかに聴こえてくる音楽が一緒の二人。しかし互いに思いを伝えることができないでいる。

仁菜子は、相手を好きになることで別の誰かを傷つけたくないと思うあまり、人に対して強く寄り添っていくことはしない。蓮のほうは、嘗て挫けそうになっていた年上の女、是永麻由香(佐藤ありさが演じる、この人はえらく美しい)を支えている。守っていくのだ、という気持ちを貫こうとする。

そこにあるのは女の矜持と男の矜持だ。踏み出せない仁菜子。自分の本当の心に気づけない蓮。壊れそうなガラスのような繊細さ。

愛とはいったい何なのか?自分たちの幸せとはいったい何なのか?・・・そこにはやはりエゴイスティックなものが入ってしまうのだ、ということに二人は気づき、近づいてゆく。

忘れていた瑞々しい心を取り戻した。音楽グループGReeeeNの妹分whiteeeen(ホワイティーン)が歌う『愛唄〜since 2007〜』がいつまでも頭の底に流れていた。

“ねえ、大好きな君へ」笑わないで聞いてくれ
「愛してる」だなんてクサいけどね
だけど この言葉以外 伝える事が出来ない
ほらね!またバカにして笑ったよね

君の選んだ人生(ミチ)は僕(ココ)で良かったのか?なんて 分からないけど、、、

ただ 泣いて 笑って 過ごす日々に
隣に立って 居れることで
僕が生きる 意味になって
君に捧ぐ この愛の唄”

■スタッフ、出演
監督:廣木隆一
出演:福士蒼汰、有村架純、山田裕貴、佐藤ありさ
製作:東宝、2015年

■映画予告編 →https://youtu.be/3mM23stLzOA

■『愛唄〜since 2007〜』・・・スペイン語サブタイトル付き →https://youtu.be/mzKKEeDhs1o

  
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by k_hankichi | 2015-06-29 06:47 | 映画 | Trackback | Comments(0)