初夏。明るくなるとともに始まる鳥たちの囀りによって最近は目覚める。何の鳥なのかと思って調べてみたら、どうもガビチョウ(画眉鳥)という種類らしい。その鳴き声は、さまざまな趣向が凝らされ、毎回毎回、何らかのトライアルをしているのかと思うほどだ。
あまりにもけたたましいので、思わず起き上がり、窓の外を見据えてみれども、ぼけた眼(まなこ)ではそれを見定めることはできない。
寝不足のみなもとは、いつまで続くのだろう。
「朝ぼらけ 暑さ眠さの 繚乱や」
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https://youtu.be/KQGzRw87wKE