ユリア・フィッシャーがマーラーのピアノ四重奏を演奏するシーンに出会って、この人の音色を知ったのだけれど、そのつながりでメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64が出てきて、その新鮮さにはっとした。
演奏は、チョン・ミョンフン指揮によるフランス放送フィルハーモニー管弦楽団。2014年6月19日の演奏だ。オーケストラは爽やかで流麗。厳かというものではなく、あくまでも健康で溌剌としていて嫌味が無い。若々しいということはこういうことをいうのだと思った。
彼女はピアニストとしても、数々のコンクールで優勝しているという。天は二物を与えず、ということはないのだということを知った。
■ユリア・フィッシャーによるメンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲ホ短調作品64
With the Orchestre Philharmonique de Radio France (Myung-Whun Chung conducting)→
http://youtu.be/30O9JgRXil4
■ユリア・フィッシャーによるグリーグ・ピアノ協奏曲イ短調作品16
With Junge Deutsche Philharmonie, Conductor: Matthias Pintscher→
http://youtu.be/N9oTYIvKafs