ソル・ガベッタ(Sol Gabetta)という美しいチェリストを遅まきながら知った。そしてスピリッチュアルな響きに感銘した。
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http://www.solgabetta.com/
『Prayers』(祈る人)という題の音盤だ。
スイスの作曲家エルネスト・ブロッホの「ユダヤ人の生活から」や、ショスタコーヴィチの「ユダヤ民族詩から」、そしてパブロ・カザルスの「鳥の歌」などが弾かれている。
特に心に沁みたのはカザルスの「鳥の歌」。例の、「ピース、ピースと鳴くのです」という言葉が重なる。
アムステルダム・シンフォニエッタやリヨン管弦楽団がバックを務めるこのアルバムは、この世に生きる全ての人々の静かなる祈りが込められている。
■曲目
1. ブロッホ:『ユダヤ人の生活から』
2. ブロッホ:『組曲「バール・シェム」~ニーグン』
3. ブロッホ:『ヘブライの瞑想曲』
4. ショスタコーヴィチ(ミハイル・ブロンナー編):『歌曲集「ユダヤの民族詩から」Op.79~「子守歌」「いましめ」「貧しさを歌う」「乙女の歌」
5. ブロッホ:『シェロモ』
6. カザルス:『鳥の歌』
■演奏:ソル・ガベッタ(Vc)、アムステルダム・シンフォニエッタ[1~4]、レナード・スラットキン(指揮) フランス国立リヨン管弦楽団[5]、アムステルダム・シンフォニエッタ・チェロ・アンサンブル[6]
■録音:2012年4&10月&2014年6月、オランダ、ライデン・スタッヘホールザール
■音盤:ソニー・クラシカル 88883762172
■Sol Gabetta - Bloch - Prayer - Jewish Life →
http://youtu.be/j1Nla07BFbQ
※追伸:しかし、エッシェンバッハが・・・