広告に、腹が凹めば人生が変わる!、と書かれていて、思わず買い求めて読んでしまった。『なぜ一流の男の腹は出ていないのか?』(小林一行、かんき出版)。
冒頭のほうに、
「忙しい」が口ぐせの人は、太る。」
とあって、どきっとする。
「内臓に運動させれば腹は凹みはじめる。」
と聞き、なに?なに?と興味深々。
「肉を食べると太るはウソ。太りにくい身体は肉によってつくられる。」
「血糖値を上げない食べ方にガマンは必要ない。」
「酒では太らない。接待漬けでも痩せられる。」
「オーダーの順番を変えるだけで居酒屋は健康食レストランに変わる。」
「とりあえずメニュー、は必ず食べる。」
「脂の乗った魚を食べても、あなたに脂はつかない。」
そして、
「ランニングで膝を痛める。ムリなストレッチで靭帯損傷。オヤジは急に運動するとケガをする。」
なるほど、生兵法はケガの元だ。で、どうする?
「あなたはもう運動している。」
そうなのか?そして、こう締めくくられる。
「完璧主義は、仕事にもダイエットにもいい影響を及ぼさない。」
どのページも、目から鱗が落ち、そして目から火花も出るほどの衝撃で読み終えた。
完璧主義ではなくてよいのだという。まー、やってみようかな。