みちのくからの帰還、と書いてみると、何だかとてつもない遠くから帰ってくるような気がする。
これから毎週こうやって通うようになるので、その隙間の時間がわずかでもあれば、この地の街角を探検してみたい。
今朝は早起きして少し歩き、江戸時代の水道跡やら道標のあとを見て回った。この街は古くから上水道を配置し、それも地中配管であったという。
宿場町というものが、如何に客人たちにとっても心地よくひとときを過ごせる場所なのかを知った。
良い水がもたらす良い酒、美味い郷土料理、美しき景色というものが三拍子揃った場所は、そうはないのだろうが、この地はそういう場所だなあと、昨晩の美酒、「大七」(二本松)を思い出した。