宇宙探査機ボイジャー1号がこの12日に太陽系の外に出て更なる遠き旅に入ったという報道があった。その記事には、この探査機に載せているゴールデンレコードのなかに、グレン・グールドが弾くバッハの平均律クラヴィーア曲集第2巻「プレリュードとフーガ第1番」を入れることを提案したのは何と日本人で、当時NASAで研究をしていた宇宙物理学者の佐治晴夫さん(現在78)だとある。この方は神奈川県伊勢原市に今は住まわれているというから拙宅からすごく近所だ。
遠く星雲のかなたに飛び立った音楽が、再び舞い戻って来たような感覚で、ちょっと嬉しくなったと同時に、太陽系の外でこの音盤を見つけてこの音楽を聴いた宇宙人は、ちょうどいまごろ、天国というものが存在することに気づいているのかな、と思った。
この音盤は、以前発売されていたそうで、それをYoutubeにアップしてくれた人がいる。改めて聞くとこれもまたしみじみと感慨深い。
NASAのHPから →→
http://www.jpl.nasa.gov/news/news.php?release=2013-277
以前の拙ブログから →
http://hankichi.exblog.jp/18894015/
■ヴォイジャー1号のゴールデンレコード:
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/7/7b/The_Sounds_of_Earth_-_GPN-2000-001976.jpg
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/56/The_Sounds_of_Earth_Record_Cover_-_GPN-2000-001978.jpg
■Youtubeから。ココ→
http://www.youtube.com/watch?v=cyXwwcgozTw&feature=share&list=PL4D51474AB7BE5595