『噂のケンミンショー』といったか、昨晩、関西人(特に大阪人)のボケとツッコミについて放映していた。
街頭で、「うちわです」と言いながらフライパンを渡すと、老若男女を問わず顔やら周りを扇ぐ。そして「これちゃうやないか」と言う。スルメを渡しても、「あ~ええ香りやわあ」と言う。
クアハウスの売店で、生ビールと言ってアイロンを渡すと、どの男もゴクゴク飲む真似をしたあと、「ビールとちゃうやないか」と言う。
この心理構造は関西出身の友人は、解説してくれるだろうが、僕にはよくわからない。
相手の心境を理解してのこととは想えないし(僕が知ってる大抵の大阪人は人の話がおわる前に自分の話や意見で被せてくる)。
東京人は、そういう掛け合いの意味が分からないし、そのタイミングで何か言えといわれても反応できない。
東京人にとっての楽しみは一人ギャグである。
「この車は肩がコルト」
「チキンラーメンはキチンと食べなきゃね」
相手が居なくても、ひとり呟いてみて、嬉しがったりもする。
この東西の差はどうなってるんだろう。その境界はどこなんだろう。関ケ原?
関西のボケとツッコミには永遠に足元にも及ばないと思う。