アンジェラ・ヒューイットのバッハ『平均律』

アンジェラ・ヒューイットの、バッハの平均律クラヴィーア曲集を聴いている。2008年9月のベルリンでの録音(二回目の全曲収録)。

自由に、気持ちの流れに逆らわずに奏でるその音色は健康的で、そしてどこまでも穢れを知らぬように響く。

バッハは、難しく考えるのではなく、吐息とともに、そして時の流れに沿うように、過去から現在に、そして未来に向かってゆく。

はるか先の未来には、僕らはもう居ないかもしれないが、たましいはしっかりと、その音色を聴き分けるに違いない。

アンジェラの音色は、そんなふうに優しく柔らかいのだ。

Well-Tempered Clavier

Hyperion UK

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Commented by maru33340 at 2012-08-27 07:19
明るくナチュラルなバッハなり。
現代のバッハ演奏の一つの規範だなあ。
Commented by k_hankichi at 2012-08-27 23:56
そう、思った。この爽快なる闊達さは、思いもよらなかった。
by k_hankichi | 2012-08-27 00:11 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(2)