短編小説の極致…『田中慎弥の掌劇場』

『田中慎弥の掌劇場』(毎日新聞社)は、短編小説の極致にあるようだ。どの小篇も、あまり見聞きしたことがないような話がしるされている。夢物語のようでもあるし、子供のころによく読んだ、ちょっとおっかない童話(グリム童話だとかイソップ物語だとか)にも似ている。

「黒い十字架」はなかでも秀逸。ねたを明かしてはならないから書かないが、見てしまった物事を人に云わないでおこう(或いは云えない)という事柄だ。

田中慎弥の掌劇場

田中 慎弥 / 毎日新聞社

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Commented by maru33340 at 2012-05-22 12:17
この人と西村賢太の小説は読んでないのね。どうしようかと思っているのね。
Commented by k_hankichi at 2012-05-23 00:29
このひとは、真のストーリーテラーです。読みましょう。
by k_hankichi | 2012-05-22 07:50 | | Trackback | Comments(2)