ぼくの直球オンリーのコミュニケーションも確かに如何なものかとも云えども、ストレートに相手に伝えない人を見ると何かもどかしくなる。そういう人の、対話や物事がなかなか前に進まない状況を見ると、こちらこそ思考停止になりそうになる。
なにかを気付いてもらいたいから婉曲表現してしまったり、遠慮がそうさせるのか。その理由がわからない。
自分の存在というものは、さしたる意味もないことに早く気付かないと、いつか勿体ないことをしていたことを後悔するだろう。
だから今日も僕は直球だけを投げ続け、配球を読まれようとも打たれ続けようとも変化球は選ばない。もちろん僕が変化球を投げようとした瞬間いかにもぎこちないだろうから、相手にはすぐ察知されるだろうし。