ウェーベルンの音のうごめき

昨日の続きでウェーベルンの管弦楽曲、室内楽曲、歌曲を会社の行き帰りでずっと聴いている。分子や細胞のうごめき、あるいは宇宙のなかに発生した生命体のざわめきのような感じがする。

外界からいろいろな刺激を受けながら、すこしづつ変容し育っていくなにものかが発する音だ。

現代の社会のなかに人間が作り出した葛藤や矛盾や、生きる意味、妬み嫉み、披露やストレスが無かったときの音だ。

この音楽、というか音の融合と離散、触発と反応、無反応をきいていると、いまの社会がかかえるそれらのことが、何の意味ももたないことが分かってくる。

どこからが始まりで、どこが終わりなのかわからないのが宇宙やら生命体の進化やら変容であり、それがそういうものなのだと語らずに伝わってくる音楽だ。

■ウェーベルン
・交響曲 作品21
・ラテン語のテクストによる5つのカノン 作品16
・3つの宗教的民謡 作品17
・3つの歌 作品18
・弦楽三重奏曲 作品20
・四重奏曲 作品22
・ピアノのための変奏曲 作品27
・管弦楽のための6つの小品 作品6
・ヴァイオリンとピアノのための4つの小品 作品7
・チェロとピアノのための3つの小品 作品11
・9つの楽器のための協奏曲 作品24
・(ウェーベルンによる管弦楽編)シューベルト/ドイツ舞曲 D820
演奏:ロバート・クラフト指揮、フィルハーモニー管弦楽団
音盤:NAXOS 8.557530

ヴェーベルン:交響曲/大管弦楽のための6つの小品/9つの楽器のための協奏曲

クラフト / Naxos

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Commented by maru33340 at 2011-10-20 18:06

ケーゲルのウェーベルン聴きて
大層怖かったこと
思い出しにけり
Commented by k_hankichi at 2011-10-20 22:53
ケーゲルのウエーベルン。そりや怖さうや。『雨月物語』の映画と合わせたら卒倒しさう。
by k_hankichi | 2011-10-20 08:17 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(2)