『WE ALL』から

徳永英明の自作アルバム『WE ALL』を聴いている。ポピュラーな聴き知った曲とは違い、彼によるオリジナルで馴染むには時間がかかる。

そんななかで、冒頭の『ことば』は、ことばの大切さに気付く、じんとくる曲だ。

“心から愛していたあなたのことを
今は会えなくなったけど
あなたとの記憶だけは時が経っても
やさしい気持ちで語れるの
遠ざかるあなたの
足音を今でも
追いかける夢を見るよ
たあいのない
言葉を口にしてしまって
ごめんねと言えなかった

言葉って本当は
仲良くなるためにあるはずなのにね
素直になれなくて
涙をずっと堪えながら
背を向けていた”

ところで、僕のウォークマンでは、この音盤が終わると、ウェーベルンの交響曲第二番がかかる。この組み合わせは爽快なる草原から帰ろうとしたら、言葉を失った妖怪潜む沼地にでて、しまった、という感がある。

WE ALL

徳永英明 / ユニバーサル・シグマ

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Commented by maru33340 at 2011-10-19 18:04
ウェーベルンの交響曲!どんな曲やったかなあ。
Commented by k_hankichi at 2011-10-19 20:52
原始生命がミトコンドリアから変異生成されていく音楽です。

トオル・タケミツのような世響きですが、もっと初原的で冷徹。三々五々、オケがチューニングをしはじめるようなものです。
by k_hankichi | 2011-10-19 08:19 | ポップス | Trackback | Comments(2)