愛に溢れたレクイエム…『向田邦子ふたたび』

向田邦子さんが亡くなられてから30年が経つという。そして彼女を偲ぶ『向田邦子ふたたび』(文藝春秋編、文春文庫)が新装刊行された。

これまでそれほど著作を読んでいないのだけれども、さまざまな知人、作家、映画評論家らが書いた思い出の、そのそれぞれのなかに、心から慕う気持ちが溢れていることを知る。

このオマージュは半端ではない愛に包まれている。秘蔵写真なるものも100点以上組み込まれていて、それがまたそれぞれのエッセイにとてもよくマッチしている。まさに『思い出トランプ』のよう。

この、渾身の愛のレクイエムを読んだら、生身の向田さんに会ってお話をさせてもらいたくなるなった。なんだか胸の内が熱くなる
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Commented by maru33340 at 2011-09-28 15:10
向田邦子さんは月日が経てば経つほどその評価が高まる不思議な作家ですな。彼女の作品は、僕には昭和という時代へのレクイエムのような気がします。
Commented by k_hankichi at 2011-09-29 06:50
真髄を見据えているからだ、ということでしょうか。
by k_hankichi | 2011-09-28 07:57 | | Trackback | Comments(2)