『神保町タンゴ喫茶劇場』(堀ミチヨ)

神保町の喫茶とビールの店が舞台のエッセイ集は面白かった。『神保町タンゴ喫茶劇場』(堀ミチヨ、新宿書房)。

そのタンゴ音楽を流す店にはぼくは実は入ったことはない。しかし裏通りにひっそりとたたずむ、時間の流れが止まったかのようなその店のことはいつも気になっていた。友人は最近贔屓にしているらしい。

店を訪れるさまざまな客との触れ合い、語り合い、そして不思議なる行動の数々がウィットに富んだ感受性で描かれてゆく。思わずにやりとしてしまう。

男女カップルの観察記は更に面白い。なーるほど、みないろいろ良く観ておるなあ。舌を巻く。

それにしてもタンゴの店だ。アルゼンチン、ブエノスアイレス。なんと遥か遠くのノスタルジアなんだろう。

エッセイに登場するタンゴの曲。『ボヘミアンの魂』、『わが悲しみの夜』、『想いの届く日』、『祝福』、『アディオス・ノニーノ』…。

ちゃんと曲名を分かって聴いてみたい。今日、時間があれば、この店に寄ってみようかな。

神保町 タンゴ喫茶劇場

堀 ミチヨ / 新宿書房

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Commented by maru33340 at 2011-09-03 12:50
そうかあ行ってなかったかあ。タンゴの古い音色が良い。後、ビール(凄い種類あり)を頼む時にお姉さんに相談すると楽しい。
Commented by k_hankichi at 2011-09-03 17:53
行きました。でも店員は男のひとばかりだった。仕方がないのでドイツビール自分で選んだ。旨い。

タンゴは良いねえ。リベルタンゴ。CDも買ってしまった。
Commented by maru33340 at 2011-09-03 22:12
そうか。僕はお兄さんには会ったことないなあ。ビールはさぞ旨かったじゃろ。
Commented by k_hankichi at 2011-09-03 23:52
喫茶店とあるから普通はコーヒーなのだろうが、タンゴが流れるその空間は、昼間でも酒をのむほうが精神になじむ気がする。
by k_hankichi | 2011-09-03 11:51 | | Trackback | Comments(4)