東京の下町

荒川を越えれば埼玉県だという東京の下町に来た。街の雑踏をぐるりと一周歩いてみた。人々はどこか鄙びていて、くたびれてはいないけれど、眼差しはみな遠くを見ているようだ。書店は不思議な棚のレイアウトだったし薬局の店頭では売り手のおやじさんがおばさんにサンオイルを買わせようと掛け合い漫才のようになっている。キャバレーというものも生き長らえている。駅の改札には明らかに刑事とおぼしき男が人々の目をじとっと見据えて追っている。

夏の東京の下町は益々むんむんとしてきた。

c0193136_1655647.jpg

[PR]
トラックバックURL : https://hankichi.exblog.jp/tb/16749819
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by k_hankichi | 2011-08-20 16:55 | 街角・風物 | Trackback | Comments(0)