楽器弾きたちの踊りと祭典・・・いとも朗らかなブランデンブルク協奏曲(ミュンシュ/ボストン響)
シャルル・ミュンシュの芸術というシリーズで、バッハのブランデンブルク協奏曲を聴きはじめた。ボストン響の1957年7月8日~9日のマサチューセッツ州・タングルウッド音楽祭での演奏。
これは、楽器弾きの祭典だ。ミュンシュはん、みなに自由闊達に弾かせ、そしてそれを上手く統率している。
浮かれポンチかいと思えるほどに、どのパートもいかにも楽しげであり、嫌味が微塵もない朗らかな演奏だ。
夏の音楽祭の、明るく開放的な息吹きが響き渡るいま。