わたしのあの人に限って、そんなことがあるはずが…、という感覚
庄司紗矢香さんによるシベリウスのバイオリン協奏曲が素晴らしい、と吉田秀和さんが先週の朝日新聞のコラム「音楽展望」で書かれていた。
対比的な演奏として世界的な女性ソリストを挙げていたが、それは誰だか分からない。だが、上手すぎるらしい。
もしかして、僕の敬愛するあの人なのかしら、と聴き直してみている。一音、一音、確かめながら。
なんだかデジャヴのような気がしてきた。
わたしのあの人に限って、そんなことがあるはずが…、という感覚。
いまだ、よくわからない。困った。