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池波正太郎の『私の風景』
池波正太郎の『私の風景』(朝日文芸文庫)を読了。〜池波正太郎自選随筆集③〜とある。

前半は「アサヒグラフ」に連載された画文集「東京の情景」をまとめたもの。昭和60年ごろまでのエッセイらしい。

冒頭から強い印象を受けた。「大川と待乳山聖天宮」。

“私は、この浅草・待乳山聖天宮の山裾に生まれた。(中略)
私の生家は、むろんのことに跡形もないが、大川の水と待乳山聖天宮は、私の心のふるさとのようなものだ。
岸壁の左端の水門が山谷堀なのだから私の少年時代の景観からも、すべてが大きく移り変わってしまった。
むかしは、
「葛飾野から国府台の翠巒まで、一望におさめられた・・・」
といわれている。その風色も、私の生まれたころには、まだ色濃く残っていたにちがいない。
「晴れた日に聖天宮さまへ登ると、筑波山も、はっきり見えたよ」
と私の老母はいう。”

翠巒とは何かを知らなかったので調べたら、緑の山の意味だと知る。

僕はその国府台にある小学校を出ているのだけれど、昔は浅草からそこが見えたということに大いに驚いた。


池波正太郎の『私の風景』_c0193136_16391989.jpg

# by k_hankichi | 2024-03-29 06:37 | | Trackback | Comments(2)
『建築学概論(Architecture 101)』を観る
出張中の機内で映画『建築学概論(原題: 건축학개론、英題: Architecture 101)』(イ・ヨンジュ監督)を観た。

2012年公開の作品で韓国での観客動員数は400万人を超え恋愛映画として歴代1位の興行記録を塗り替えたそう。

恋愛映画の真ん真ん中を行くような建て付けで、身を乗り出して観てしまった。

音楽科の女学生ソヨンを演じたペ・スジの透き通るような美しさ。その15年後、恋の酸いも甘いも噛み分け少し荒んだ感とともに昔の恋人に一縷の望みを託す女を演じたハン・ガインの切なさ。

仕事の合間にこんな作品を見てしまうと心身がふにゃふにゃになってしまって力が入らなくなった。


※あらすじは以下の通り。
建築学科に通う大学生スンミン(イ・ジェフン)は、建築学概論の授業で音楽科の学生ソヨン(ペ・スジ)と出会う。授業の課題を一緒にこなしていく過程で2人の距離は縮まっていくが、恋に奥手なスンミンは自分の想いを告白することができないまま、小さな誤解から2人は疎遠になってしまう。15年後、建築士となったスンミン(オム・テウン)のもとに突然ソヨン(ハン・ガイン)が現れ、「自分が建てる家を設計してほしい」と頼まれる。家を設計していく中で15年前の記憶が甦り、2人に新たな感情が生まれ始める。

■日本トレイラー

■韓国トレイラー

『建築学概論(Architecture 101)』を観る_c0193136_08183080.png
『建築学概論(Architecture 101)』を観る_c0193136_08184336.png
『建築学概論(Architecture 101)』を観る_c0193136_08185560.png
『建築学概論(Architecture 101)』を観る_c0193136_08190766.png

# by k_hankichi | 2024-03-28 08:19 | 映画 | Trackback | Comments(2)
昭和100年を前にして
坪内祐三の『東京タワーならこう言うぜ』(幻戯書房)を読了。これも先週の神保町・春の古本まつりで買い求めたものだ。

「I昭和 八十年に読む「鏡子の家」」という一篇が良かった。三島の年齢は昭和の年と同じだどいう。

そしてまた三島が昭和33年から34年に掛けて書いた作品が『鏡子の家』。ちょうど作家自身が杉山家と結納を交わし、ボディビルを始めた頃だという。

坪ちゃんが生まれたのも昭和33年5月8日だということで、そのころの三島に親近感を持っている。とすれば、これは僕らの年代も同じだ。

小説の出だしや、登場人物たちが勝鬨橋に向かうシーンが抜粋されている。

“見渡すかぎり平坦な荒野が青く、ひろい碁盤の目の舗装道路がこれを劃していた。海風は頬を打った。峻吉は、米軍施設のはずれにある滑走路の、立入禁止の札を目じるしに車をとめた。かなた米軍の宿舎のかたわらには、数本のポプラが日にかがやいていた。”

ここを読んで驚いた。

僕の父から、かつて晴海の隣の月島には飛行場があったと聞いていたからだ。父は昭和の三十年代初頭、月島にある会社に勤めていて、有楽町から歩いて勝鬨橋を渡って通っていたと話していた。

玉手箱が開けられたような気がする。

坪ちゃんに導かれて、昭和100年を前にして、この本を読まねばならないと思った。


昭和100年を前にして_c0193136_07252659.jpg

# by k_hankichi | 2024-03-27 07:26 | | Trackback | Comments(2)
どうしても訪れてしまう界隈
近くまで来ると、どうしても立ち寄ってみたくなる場所がある。九段下と飯田橋の間の坂の上の界隈だ。

大使館の公邸や嘗て通った学校があって、その佇まいを眺めるだけで、何故かほっとする。

いまの自分があるのは、あそこで様々な学友や先生に出会ったからだということは間違いがなくて、その息吹に改めて触れるだけで、身が清められる気分になる。

この先いつの日かあの街角も失われてしまうかもしれないけれど、違う建物が建ったとしても、やはり訪れてしまうだろう。

ノスタルジーとは人を整え安堵させる源泉だ。


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# by k_hankichi | 2024-03-26 07:54 | 街角・風物 | Trackback | Comments(2)
初めての内覧会
昨日の午後は神保町。友人が運営に関わっているブックカフェ・月花舎の内覧会と古書市を訪問。
http://gekkasha.modalbeats.com/?fbclid=IwAR0b80Sm_yCebG0wmCQ0LPG5xqZwubzplZmLjBBmx5_XaBQ0XJvRQc45-zA#gsc.tab=0

3時前に着いたのだけれど、会場のお店は人々で溢れんばかり。

ようやっと友人に席を工面してもらってホッとして目の前をみると学生時代の部活の後輩たちが並んでいる。驚いたのたけれど、ああそうか彼らのほうが店主と元々の知己だったのだと気付く。

ブックカフェの店主は以前は四ツ谷でジャズ喫茶(喫茶茶会記)を手掛けていた。

部活の後輩たちはそこの馴染客。彼らの先輩である僕の友人が店主の奥様と同じ会社に勤めていることが分かり、そこから今回の新しいブックカフェの運営に友人が関わることになった(らしい)。

内覧会というものに初めて出たけれど、お店の運営に関わる方々の挨拶や四方山話のあと、友達の友達はまた友達みたいな形で次々に人々が挨拶をしてゆく。

文化・芸能の世界の人々の連関は尽きることがない。人間の輪、趣味の繋がりみたいなものに感銘する。

こういう内覧会は初めてだったけれど、これから開花する桜のような気持ちになってその場をあとにした。


■内覧会は盛況
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初めての内覧会_c0193136_07195952.jpg

■東京の開花 マイナス1.0
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# by k_hankichi | 2024-03-25 07:24 | 街角・風物 | Trackback | Comments(2)