音楽、小説、そして酒を愛する方々との空間です

by はんきち

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齢の区切り

齢の区切りになりました。

なにもおきないことは知りつつ、何か起きるかもしれないと、ゆっくり朝を迎えました。

なにも変わらない朝で、いつもの時間が流れ始めました。
暑い日になる予感がありました。

私が生まれたころは、このような暑い夏、子育てはたいへんだったろうな、ということをすこし思いました(いつもはそのようなことは思わないのになぜだか)。

生んでもらったありがたみを感じるとともに、

「撰ばれてあることの恍惚と不安と二つわれにあり」

というポール・ヴェルレーヌの詩、そして太宰治がそれを引用した小説を思い出しました。

午後は日常の雑事やら出来事が発生し、その対応をしているうちに、いつのまにか夕暮れを迎え、僕の人生折り返し時点の日が過ぎようとしています。

これからのことを考えると、うーむ、と少々うなってしまいますが、ぼちぼち思考を活性化していきたいと思います。
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by k_hankichi | 2009-08-23 18:56 | 一般 | Trackback | Comments(0)
このところ、ちょっと思い悩むところがありました。自分でもよくわからないのだか、こんなかんじでした。

会社に来て、仕事はテキパキはかどる。必要な書類にも快活に目を通すことができる。英文書は最も集中できる。海外と商談や契約交渉やると最高の状態だろう。

でもなぜか、自分が本来やらねばならないことを、成し遂げられていない感じがしている。なにかもっと成し遂げなければならない、だがそれができていない、そんな感覚にある。

私的にはさらにさらに輪をかけて思考が停滞ないし停止している。

本(大切にしている文学)を読むことにも、音楽を聴くことにも気持ちが向かない。本屋に行っても本の背表紙を追えない。

テレビも視聴に興味が湧かない。放送されてるドラマだろうが経済番組だろうが筋を追う気が湧かない。景色としてテレビで街角の風景などを見るくらいか。

そんな感じ。

なんだか変な感じなのである。なぜなんだろう。

理由をわかるようでいてわからない。

そんなふうに思っていたとき、大学時代の友人と新宿で飲むことができた。

そして、彼と話しながら、ちょうど節目を迎える段階にありがちな悩みらしいとわかってきた。

40とか50の節目に抱く、焦燥と不安。

気ごころ通じる友人はこのように言った。

「そんなことはよくある。悩みながらもサバサバやっていかないと。世の中にはもっと理不尽なことや、くどい土着的なことがあるよ。」

ぼくの50歳をあと数日にしての気持ちは、軽がると吹き飛ばされてしまった。
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by k_hankichi | 2009-08-21 23:10 | 一般 | Trackback | Comments(0)

決断した人の話

人の身の上話は、小説より興味深いことがあります。

先週、知ったあるひとの話です。

40年近く前、神奈川の反町で働いていた。近くの人と知り合い結婚。だがこのままではいけない、と30歳になってから一念発起して渡米。カリフォルニア州立大学に入って卒業した。

卒業後は日本人相手にツアーガイドをやり始めた。当時流行りはじめていたパック旅行客向け。JTBの下請けみたいなこと。

たまたま持っていたワゴンタイプ車の椅子を幾つか取り外し造し、荷物も積めるようにし空港からホテルまでの送迎含めて稼いだ。

だがそれで腰を悪くし、ホテル客専門の案内に路線を転換。なんとか食い繋ぐ。

そんななか頑張ってカリフォルニア州の不動産取引免許も取得し、ビジネスも開始。順風満帆。

子も育ち、ワシントンDCで働くまでになった(これはかなりの職を意味する)。

だが911事件以降、不動産業も低迷。仕方なくネバダ州に引っ越しタクシー運転手やる傍ら、カリフォルニアの人向けの不動産ブローカーをやってボチボチ生計を立てた。

転身、転進という意味では僕のような会社人間からすれば異質なものかもしれませんが、妙に心から離れない話でした。
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by k_hankichi | 2009-08-18 07:58 | 社会 | Trackback | Comments(0)

ぼくらの生活観、世界観

先週は休暇をとっていました。そういうなかでつれづれ考えたこと。

日本は一つの国として民族がほぼ一つから成り立っていますが、今更ながらに非常に希有な国なんだなあということです。

言語・生活レベル・思考・趣味趣向・政治観・思想など、海外、とくに米国のそれに比べて遥かにバラツキが少ないことを感じます。オーダーにして少なくも10倍。実感としては30〜50倍、たとえば米国のほうが分布の幅が広い。しかも正規分布ではなく、複数のコブからなる。

そういう国の人々については、生活の背景を想像することだに出来ない。

どうやってその国にいるのか?家庭はどうなっているのか?どの街区に住んでいるのか?何を食べているのか?休みの時間は何をやっているのか?・・・そういうことをしらないといけない。

ぼくらの生活観、世界観はまだまだ単一で幅が狭い。そのことを理解し、そしてさらに広い視点観点を養っていこうとおもうのです。
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by k_hankichi | 2009-08-17 08:12 | 社会 | Trackback | Comments(0)

夏のまどろみ

先週末はまさに今年一番の夏、という感じでした。

にじりよる汗、そしてぎらぎらした太陽、さまざまな形の雲。

青さを増して僕らを包み込む空。

遠くで誰かが、おわーん、と叫んでいる。

気持ちをゆったりしていた。

とろとろとまどろむ時間。

街の喧騒から離れての桃源郷、を夢見ていた。

陶然としていられる掛け替えがない時。
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by k_hankichi | 2009-08-10 08:31 | 一般 | Trackback | Comments(0)