2017年 08月 29日 ( 1 )

小津安二郎芸談

友人から教えてもらった無印良品が出版している『小津安二郎』(MUJI BOOKS)を読了。安価で良心的な本づくりにも感銘。まさに無印良品。

このなかに「小津安二郎芸談」という東京新聞に寄せた中篇があって、それは多分初めて読むもので感銘した。

“メロドラマは苦手だ。メロドラマは自分より哀れな境遇の人を見て流す涙は楽しいということが根本になっている。だから出てくる人間は無知な常識はずれが多いし、事件にも不自然さがなくてはならない。これはダメだ。たとえ涙をねらっても催涙的でなく自然なものを求めたい。”

メロドラマが嫌いではない僕だったのだけれど、この見方にはハッとした。的を見て妙、とはこのことをいう。


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by k_hankichi | 2017-08-29 00:48 | | Trackback | Comments(4)

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