2017年 08月 27日 ( 1 )

『不時着する流星たち』(小川洋子、角川書店)をようやっと読了。古今東西の芸術家をモチーフに書かれた短篇集で、グレン・グールドまでそのなかに含まれている。

“その記憶、手触り、痕跡を結晶化させた珠玉の十篇。現実と虚構がひとつらなりの世界に溶け合うとき、めくるめく豊饒な物語世界が出現する”

と本の帯に書いてあって、それはそれは興味をそそられた。

ところがどうしてなのだろう。10もある短篇のどれも自分の心身にしっくりと入ってこない。何が理由なのか全くもってわからない。雲散霧消していくだけの時間が消費される。

いずれかが不時着してくれるのは、まだまだ先なのか永久にこないのか。後者の予感が現実になりそうだ。

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by k_hankichi | 2017-08-27 16:13 | | Trackback | Comments(2)

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