2017年 08月 12日 ( 1 )

何度も頷くコラム集

『直観はわりと正しい』(内田樹、朝日文庫)を読了。

政治の世界で起きていることは、ちょっと前と今と全く変わらないが、もしかするとそれは人類の文明や国々が発展してきた長い長い歴史のなかでも、最も変化がないものかもしれないなと悟った。

“総選挙を前に多党乱立、合併連衡の混沌が広がっている。政党名も選挙公約も、人によっては所属政党も「日替わり」というめまぐるしさである。原発、消費税、TPPが争点らしいが、どの候補者がそれぞれどういう立場を取っているのか、いつ、なぜ「前の看板」をはずして「今の看板」につけ替えたのか、ほとんどの有権者はよくわかっていないだろう。先の政権交代以来、選挙公約を次々に反故にしてきた政治家たちのの子言葉の軽さが、有権者たちの政見をまじめに聴く意欲をそいでいるのである。”(「大市民のための政治・経済論・・・「現在主義」の政治家たち」から)

骨太な政治というものが存在しなくなって久しく、海外のどこかの国とほぼほぼ類似してきたようで、なんだか遣る瀬無くなってきた涼しき夏の朝だ。

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by k_hankichi | 2017-08-12 09:12 | | Trackback | Comments(0)

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