2014年 09月 20日 ( 1 )

ふと書かれているものを読みながら、ん?これは2の間違いではないの?と思った。「ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番」とある。ラフマニノフは第2番の曲しか聴いてこなかったから、Wikiでさっそく調べてみると、なんとこの作曲家はピアノ協奏曲を4曲書いていた。そのなかで第3番は次のように記されている。

“ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30(1909年)
第2番に知名度では劣るものの、高度な演奏技術を要求されるピアノ協奏曲。技術的・音楽的要求に於いてピアノ協奏曲の中で最難関の一つとも言われている。”


Youtubeで探して聴き入ってみる。ラフマニノフな、あまりにもラフマニノフなる曲だった。参った。多くのピアニストがこの曲を弾いていることも知る。聴き比べてみる。

アルゲリッチの情緒たっぷりな弾きっぷりが、母なる地球に身を任せ大海原のなかにゆらゆらと揉みしだかれる感でよい。イェフィム・ブロンフマン(Yefim Bronfman)というロシア系イスラエル人の演奏もなにか心に沁みる。そしてユジャ・ワンがドレスデン・スターツカペレと東京ボンバース的に弾いたものも、迸り出るような映像の艶めかしさとともに良い。ホロヴィッツの演奏には、作曲家自身がステージに駆け寄って「私よりうまくこの曲を演奏する」と感動を伝えたという。

まだまだクラシック音楽ファンの端くれだあなあ、と秋の夜長がますます長くなるなかに世界の広さを思い知った。

■Martha Argerich/Radio-Symphonie-Orchester Berlin/ conducted by Riccardo Chailly, Sender Freies Berlin, in December 1982. →http://youtu.be/f6vARZLkaSY


■Yuja Wang/Sächsische Staatskapelle Dresden/ conducted by Xian Zhang, 2012.7.7 → http://youtu.be/GEdiAcu6sHQ


■Yefim Bronfman/Vienna Philharmonic/ conducted by Valery Gergiev at Suntory Concert Hall, Tokyo on November the 21st, 2004. →http://youtu.be/aFkAwFDZGHk


■Vladimir Horowwitz /New York Philharmonic/ conducted by Zubin Mehta, Avery Fisher Hall, New York, 1978 →http://youtu.be/D5mxU_7BTRA

 
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by k_hankichi | 2014-09-20 00:25 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(4)

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