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オールソッブのブラームス交響曲第2番

ブラームスの交響曲が、実は苦手になっていた。特に第2番と第4番。ワルターの指揮による極めて優しい演奏にほぼほぼ洗脳されている僕には、それ以外の演奏が心に響かず、そればかりか肝心要のワルターですら、もう沢山ですというような感じになってしまっていたのだ。どう曲想に気持ちが呼応しない不感症だった。

ところがどうだろう。

先のレコード屋で買い求めたマリン・オールソッブ指揮、ロンドンフィルハーモニーによる演奏は、錆び付いていた僕のブラームス回路に灯をつけた。

嗚呼、ブラームスって良いなあ。田園が響く秋の風に身を任せて、台風一過の心地よい陽気に快活なるエネルギーを沸かせてくれた。

この交響曲第2番ニ長調 Op.73は極めて秀逸なり。愛聴版がまた一つ一つ増えた。




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Commented by maru33340 at 2017-09-19 19:49
ブラームスが聴きたくなる季節になったなあ。
僕はそこから何故かアルバン・ベルクのピアノ・ソナタに向かっている。
Commented by k_hankichi at 2017-09-19 22:11
maruさん、昔グールドの演奏をレコードで聴いたような・・。懐かしい曲です。
Commented by Oyo- at 2017-09-20 20:05 x
ブラームスのこの2番、大好きな曲^^ ヨーロッパの大自然がこうも音譜によって表現される作曲者の心境が伝わって来るのです。
Commented by k_hankichi at 2017-09-20 23:14
おようさん、たおやかなる、田舎の自然の曲ですね!
by k_hankichi | 2017-09-19 00:50 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(4)