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by はんきち

仕切り直しをした朝

昨日は、ざわざわ、わさわさとした状況に陥らされていた。思い返せば、こういうことを「翻弄される」というのだと気付いた。弄ばれるほうはたまったものではない。

人間とは恐ろしいものでそんなときの憤りの気持ちを向こう見ずにもブログに書き連ねてしまったりもする。翌朝起きてみて、あれまあこんなにも邪な事柄を吐露していたかと、慌てそれを消し込むのだけれども記憶は簡単には無くならない。

ジュリアス・シーザーの時代の最も重い刑が「存在抹消の刑」と称して、罪人が生きてきた記録などを全て消去するものだった。

→ https://en.wikipedia.org/wiki/Damnatio_memoriae

既に亡くなっている過去の人たちに対しても言い渡されるときもあったそうで、その場合は全ての石碑や記録媒体から、その人の言葉やら成し遂げてきた事柄の記載が削り取られ、歴史上もその人は存在しなかったことにするものだった。

それでも人間の記憶は大したもので、そうやって消去された人々はどんな人だったか、ということが何百年も経ても忘れ去られておらず、だから無かったことにするということがどんなに大変なのかが分かる。記録物から消し去られても人々はしっかりと記憶していて、誰かがちゃんと伝えてくれる。だから僕が陥った事柄についても、自分だけでなく誰かがきっと思い出してくれるだろう。

そんなことをつらつら考えながら、まあそうは言っても今朝は仕切り直しだ、一からやり直しだ、と気概も新たに仕事に臨むのだ。

記憶は時折頭をもたげたりするだろうが、理念や理性でそれはまたおさえこまれてゆく。意識的に腑に落ちるように出来るのも人間の凄い業だなあと、自分のことながら改めて感心した。
  
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From: https://en.wikipedia.org/wiki/Damnatio_memoriae

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by k_hankichi | 2017-03-17 08:01 | 一般 | Trackback | Comments(0)
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