線香花火のように哀しい『火花』

又吉直樹の『火花』をようやく読んだ。文春文庫。

漫才コンビたちの心や生きざまを描いたもので、僕にはあまり接点はなかったのだけれど、自分たちの芸を磨き、それを認めて貰いたいと願う気持ちの純真さに吐息がでた。

小説のあとには芥川賞受賞記念エッセイ「芥川龍之介への手紙」が収められていて、それはまさに現代版・太宰治の筆致。もし太宰治が芥川賞を獲得していたら、こんなふうに書いただろうなと思って、微笑んでしまった。

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Commented by Oyo- at 2017-02-24 12:37 x
彼も本を読む事が大好きのようですね^^ それが活きています。
Commented by k_hankichi at 2017-02-24 18:34
おようさん、僕もそう思いました。
by k_hankichi | 2017-02-24 07:37 | | Trackback | Comments(2)

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