仕事のなかで最近「権利の主張」と「義務の遂行」の相克にたびたび遭遇する。
その二つが競合して、それぞれにしっかりと出来ているなら、自分も相手もハッピーだ。しかし現実は違う。
その狭間に立っていると、一方が拡大解釈され、そればかりかどんどんと自己増殖までしているときがあり、あまりの無法図さに、「なに考えてるんだ、君は」「それが社会人の言うことか」と喉元から言葉が零れ落ちそうになる。
怒りを鎮めるマネジメントは、言葉に出す前に6秒待つことだ、と聞いたことを思いだし、そのようして、すこし冷静になってみる。
さすれば次第に分かってくる。
人間というものが、如何に自己中心的なる存在であるかを。
哀しい哉、人生は。
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