『下り坂をそろそろと下る』に共感する

書評に出ていた『下り坂をそろそろと下る』(平田オリザ、講談社現代新書)を読了。司馬遼太郎の著書(『坂の上の雲』など)からの引用がところどころあって、なるほどと頷く。

“おそらく、いまの日本と日本人にとって、もっとも大事なことは、「卑屈なほどのリアリズム」をもって現実を認識し、ここから長く続く後退戦を「勝てないまでも負けない」ようにもっていくこどだろう。”(「終章 寛容と包摂の社会へ」から)

漱石の『三四郎』からの引用も加えて、平田さんは、ゆるゆると下り坂を、しかし、しっかりと遠くを見据えて降りていくのだということを諭す。

なるほど・・・、と頷いて深く吐息を付いた。

下り坂をそろそろと下る (講談社現代新書)

平田 オリザ / 講談社

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Commented by maru33340 at 2016-06-08 06:09
僕も先日この本を読みながら自らの人生の下り方をつらつら思ったよ。
Commented by k_hankichi at 2016-06-08 06:37
maruさん、うんうん。そして城崎温泉にも行きたくなりました。
Commented by Oyo- at 2016-06-08 18:37 x
求めてきました^^
Commented by k_hankichi at 2016-06-09 06:54
おようさん、如何ですか?
Commented by Oyo- at 2016-06-09 11:26 x
まだ読み始めたばかりですが、この方の価値観の転換の仕方に興味が沸いています^^
by k_hankichi | 2016-06-08 00:18 | | Trackback | Comments(5)

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