心身が呼吸を始めるとき

週末に東京に出かけようと思ったのだけれど、なぜか気持ちが傾かず、身体が向かったのは東海道の宿場町にある日帰り温泉処。湯の中に体を沈ませながら、青い空を眺めているとだんだんと何かが融解し始める。

休み処でエッセイのような小説を読んでいく。途中で挫折していたものなのに、どんどんと心に沁み入ってくる。どうした変化なのか。それも嬉しい。

身体を揉みほぐしてくれるところに場所を移した。身を任せる。痛いほどに感じるのだけれど、しだいに筋肉の端々が、緩やかになってくる。ああ、これは自分が硬いフィレ肉のようになっていたのだ、ということがだんだんと分かってくる。とろとろとしている間に、自分の体がだんだんと呼吸を始めていく。

身体が呼吸を始めてくれないと、気持ちも呼吸を始めないのだ、ということを、身をもって体験した日曜日だった。

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Commented by maru33340 at 2016-02-08 07:47
それがほんまの「身呼吸」だすなあ。
ほんに、ほんに。
Commented by k_hankichi at 2016-02-08 08:21
maruさん、おおきに。
Commented by Oyo- at 2016-02-08 15:12 x
良かったですねー^^ 今日一日リラックスして過ごせることを祈ります。
Commented by k_hankichi at 2016-02-09 19:20
maruさん、旨いっ!
by k_hankichi | 2016-02-08 00:13 | 街角・風物 | Trackback | Comments(4)

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