武満徹による『枯葉』の弦楽四重奏編曲

『武満徹 青春を語る 木之下晃 武満徹を撮る』(小学館)は、在りし日の武満の音楽への姿勢と、そして創り出されたものが鱗片のように散りばめられたものだった。

「青春を語る」編には、ジョゼフ・コズマの作曲による『枯葉』を武満が編曲したものの演奏が納められている(ユーシア弦楽四重奏団(EUSIA Quartet)による)。

これは、すこぶる濃淡のある編曲で、感性の機微とでもいおうか、歌詞が無いのにヨオロッパの晩秋の気配がぞくぞくと伝わってくる。

武満は、やはり只者ではない。そう思った。

※残念ながらこの音源はYoutubeには無かったので、Ebene Quartetによる演奏を末尾に紹介しておく。

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■『枯葉』弦楽四重奏編(武満徹) →https://youtu.be/C9-6lnnUeT4


木之下晃 武満徹を撮る

木之下 晃 / 小学館

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Commented by およう at 2015-12-02 10:05 x
いいですねー!あのテーマのところからビオラの響きによ よ よ !です。numabe氏が今井信子さんの事を記していらっしゃいますがあらためてこの楽器に注目です(*^_^*)
Commented by madamegrimm at 2015-12-02 22:53
あれあれ、カタカナ使いが・・・ヴィオラです(^_^;)
Commented by k_hankichi at 2015-12-03 08:15
おようさん、そうなんです。ヴィオラに気持ち、込められている。じんわりと。
by k_hankichi | 2015-12-02 00:41 | クラシック音楽 | Trackback | Comments(3)

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