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環三千世のこと

映画『小早川家の秋』の冒頭で出てくる、銀座のバアのホステスのことが気になっていた。環三千世(たまき みちよ)という名前の女優だ。

新珠三千代の一人二役か、と思うほどに、ちょっと雰囲気が似ているのだけれど、よく見たらどちらも宝塚出身。環のほうが、三歳ほど若い。

引力というものに弱い僕だけれど、どちらの引力にそうなるのかと言われれば、環三千世だと言って憚らない。大阪弁ではない、神戸弁だからこそに、惹かれるのかもしれない。

ここにこの映画からの写真がアップされていた。 →http://blog-imgs-31-origin.fc2.com/2/n/d/2ndkyotoism/WS000026_R.jpg


※環三千世・・・コトバンクには以下のようにあった。40歳という若いときに亡くなられていた女優だった。
生年昭和8(1933)年8月16日
没年昭和48(1973)年
出生地兵庫県神戸市
本名喜多村 通江
旧姓(旧名)青木
学歴〔年〕成安女子高〔昭和27年〕卒,宝塚音楽学校〔昭和29年〕卒
経歴昭和29年宝塚歌劇団に41期生として入団。宝塚の舞台に立つ一方、宝塚映画に扇千景らと出演するようになり、30年嵐寛主演の「石門捕物帳・献上博多人形」に端役で出演。31年宝塚映画と専属契約、かたわら東宝や東京映画にも出演、32年「美貌の都」で不良少女を好演して認められる。明るいルックスとやや舌たらずの発声の甘い大阪弁に魅力があった。36年松竹に移り、38年「古都」などに出演。同年「女弥次喜多・タッチ旅行」を最後に芸能界を引退。
 
by k_hankichi | 2015-09-21 06:37 | 映画 | Trackback | Comments(0)