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by はんきち

山村暮鳥の詩

穂村弘の『整形前夜』(講談社文庫)を楽しんでいる。

読んでいたら、つぎのような山村暮鳥の詩が紹介されていた。

「囈語」

窃盗金魚
強盗喇叭
恐喝胡弓
賭博ねこ
詐欺更紗
涜職天鵞絨(びろうど)
姦淫林檎
障害雲雀
殺人ちゆりつぷ
堕胎陰影
騒擾ゆき
放火まるめろ
誘拐かすてえら。

街中の道端で、和筆で色紙に、体の良い言葉を書いて売っている人たちがいるのだけれど、そんなのはつまらなくて、山村暮鳥が書くくらいの内容にしてよ、ということだ。

穂村さんの視線には、やっぱり目が覚める。
   

整形前夜 (講談社文庫)

穂村 弘 / 講談社

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by k_hankichi | 2015-09-10 07:12 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by maru33340 at 2015-09-10 07:30
僕もしばしば「○○みつを」(せんだにあらず)的なポエムばやりに「なんだかなあ」と思ってたので、共感しきり。
Commented by k_hankichi at 2015-09-10 07:44
だよね~!でも東京駅ちかくにも美術館が出来たくらいだから、依然として人気らしいよね。