2015年 09月 06日
『耳うらの星』(東直子)の短歌に触発される
塚本邦雄の次の歌にも感銘した。
エスキヤルゴオ ・かたつむり
エコルス ・樹の皮
エコオ ・うはさ
エスキヤルバン ・舞踏靴
エリス ・らせん
エリプス ・だえん
エスキナンシイ ・に扁桃腺炎
フランス語とその対訳が、それぞれ五七五七七の短歌になっている。
「愛撫」という次の作品もすごい。
ル・コニヤック・ラ・マニフィサンス
エ・ル・シイニユ・ラレニエ・ラ・ミ
ニヨン・エ・レ・シャムピニヨン・・
きつい酒・華美な品物・白い
鳥・蜘蛛と可愛い女ときのこ
ことしの秋の夜長は、歌集を繰って味わってみたくなった。
それに致しましても可笑しな短歌をご紹介くださり、これまたおかしヽ(^。^)ノ
短歌、よいでしょう。おようさんなら、なおさら楽しめそう。