音楽、小説、そして酒を愛する方々との空間です

by はんきち

膵臓に泣いた

不覚にも泣いた。膵臓に泣いた。

『君の膵臓をたべたい』(住野よる、双葉社)のことである。

「誰かを認める、誰かを好きになる、誰かを嫌いになる、誰かと一緒にいて楽しい、誰かと一緒にいたら鬱陶しい、誰かと手を繋ぐ、誰かとハグする、誰かとすれ違う。それが生きる。自分たった一人じゃ、自分がいるって分からない。誰かを好きなのに誰かを嫌いな私、誰かと一緒にいて楽しいのに誰かと一緒にいて鬱陶しいと思う私。そういう人と私の関係が、他の人じゃない、私が生きてるってことだと思う。私の心があるのは、皆がいるから。」

そんなふうに言われたら、堪ったものではない。

残暑の夜に、動悸が高鳴った。

君の膵臓をたべたい

住野 よる / 双葉社

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by k_hankichi | 2015-08-21 07:41 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by およう at 2015-08-22 08:22 x
それは全てを認めるということではないか・・・^^
お身体お大切に、そろそろ多分はんきちさんお誕生日ではないでしょうか・・・。ハッピーバースデイトウユー!(^・^)
Commented by k_hankichi at 2015-08-22 08:29
おようさん、そうなんです、すべてを認めるということ。よい小説でした。

誕生日・・・鋭い推察であります!