楽天やAmazonの努力の行く末

楽天の事業コンセプトをしるした『成功のコンセプト』(三木谷浩史、幻冬舎文庫)を読了。5つにまとめられている。

1. 「常に改善、常に前進」
2. 「Professionalizmの徹底」
3. 「仮説→実行→検証→仕組化」
4. 「顧客満足の最大化」
5. 「スピード! スピード! スピード!」

これらの事柄は実に明快で、会社で働く私も或る意味共感した。

1日1%のわずかな改善であっても、1年続ければ、1.01の365乗で37.78と、元の37倍以上になる。2000人の社員がいれば、その掛け算は4億3928万6205になる。

全てのビジネスマンはProfessionalを目指すべきであるということ。日々のルーチンに埋没せず、面白くなさそうな仕事であろうとも、それを面白くするように努力し続けること。

そして、仮説~検証して整ったことを仕組化し、顧客満足を常に追い求め、迅速さで他社をしのぐ。「スピード!」が三回も繰り返される。俺も俺も、という気持ちで動いていく。

ひとつのビジネスモデルを成功させ、さらに加速度的に幅と奥行きを深めていくダイナミズム。それが世界を飲み込んでいく流れを垣間見る。

ちょうどyoutubeで観たばかりのAmazonの超高機能流通倉庫のことが頭のなかで重なった。

僕らはこういった仕組みの恩恵に浴している。にもかかわらず、この「無機質なまでの美しさ」をさらに追い求めてよいのだろうか、とちょっと不安になったばかりだった。

それらが結果としてもたらす世界はどういうものなのか?そして世界の人たちの「幸せの質」とは何なのか。

これらについてさらに掘り下げて考え、その真髄を世の中に提示したときに、このビジネスモデルの新たなる飛躍があるのだろう。

しかし、そこに辿りつくことができるのだろうか。それを見ることができるのだろうか。そしてそれに僕も納得することができるのだろうか。

頭の中が、ぐるぐるとまた回り始めた。
 
■Amazing robots work in Amazon →" target="_blank">https://youtu.be/z_R8feyCu-M

成功のコンセプト (幻冬舎文庫)

三木谷 浩史 / 幻冬舎

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by k_hankichi | 2015-06-22 00:38 | | Trackback | Comments(0)

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