音楽、小説、そして酒を愛する方々との空間です

by はんきち

安達太良山(あだたらやま)と阿多多羅山(あたたらやま)

みちのくに通いはじめて二度目の春になる。空が明るくて、安達太良山の雪が美しく光る。『智恵子抄』では阿多多羅山と表されている山だ。

「阿多多羅山」は、高村光太郎が創った呼び名だという見方があるそうで、美しく透明なる心の智恵子を表そうと濁音を消し、またそれは般若心経に拠るというのだ。

「アれが アたたらやま アの ひかるのが アぶくまがわ」

と詩の冒頭で韻を踏んでいるが、地元では阿武隈川と書いて「オオクマガワ」と読むことを曲げてこのように読んだともある。

なるほどなあ。光太郎の純粋なる気持ちの昇華だなあ。そう感慨した朝だった。
 
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by k_hankichi | 2015-03-26 07:48 | 街角・風物 | Trackback | Comments(3)
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Commented by maru33340 at 2015-03-26 07:54
あ、の音を
刻むこの詩の
持つ響き
一度聞いたら
忘りょうものか
Commented by およう at 2015-03-26 11:11 x
光太郎
智恵子のこころ
想いだし
淋しくひとり
彼の地を通り

(>_<)(^_^;)
Commented by k_hankichi at 2015-03-26 21:16
あなたなの
いつか聞いたわ
うらわかき
えみを浮かべた
おんなが好き

かのじょわね
きよき心の
くろ髪の
けがれ知らない
こ鹿なの

(by はんきち翁)