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by はんきち

明治時代の武蔵野を巡る、つかの間の休み

今日は出張続きの間の中休み。訳あって、東京の明治時代の武蔵野を巡った。

まずは先週も訪れた武蔵小山。明治時代はここからが武蔵野とされたゆえの命名か、しかしいまやどう見ても下町で、雑然としたレトロ感にそぞろ愉快な気分になる。

そして足を運ぶは大岡山。起伏に富んだこの街は、狭い道路が網目のようにくねくねと、どこにどう辿りくか分からなく、どこまでもそれは挑戦的だ。

少し進めば自由が丘。亀屋万年堂くらいしかなかったその街は、三代目どころか四、五代目だ。知らぬあいだにハイソ感しか漂わぬ。

踵を翻す先は南品川の丘。ゼームス坂と仙台坂は、その佇まいも上品で、伊達藩名残りの造り味噌屋やら屋敷跡に、文明開化の音がする。遠くにはご愛嬌のように東京スカイツリーが顔を出す。

さて池上通りを上り下り。行く末の場所は大森だ。一段と増す下町度には圧倒され、雁木のように続くアーケード。まさにこれが昭和の史跡である。いきなり現れるダイシン百貨店にがとどめを刺される。

そしてようやく目黒本町。平和通り商店街に至れば、自分はどの時代に生きているのか分からなくなり、街角探検隊に、夜のとばりが訪れる。

巡り巡るよ時代は巡る。戻るところはノスタルジア。こうしてつかの間の休みが終わりゆく。

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by k_hankichi | 2014-01-26 21:11 | 街角・風物 | Trackback | Comments(1)
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Commented by saheizi-inokori at 2014-01-27 10:29
ずいぶん歩きましたね。銭湯はなしでしたか。