娘が来りて笛を吹く、冬の夜のたゆたう夢幻・・・Emma Resminiのプーランクと武満
プーランクのフルートソナタがそっと心に沿う夜。そのほかの笛吹きによる演奏をYoutubeで聴いていた。
そんななか、ひときわ目と耳を惹いたのが、米国のEmma Resminiという11歳の少女だ(現在は14歳)。名だたる演奏家に引けをとらぬ息遣いに驚く。
音は非常に細かなビブラートとともに流れている。その揺れるような音の波は、遥か彼方に無垢というものを置き忘れてきてしまった僕らに迫り、その心をぐいと掴む。
武満徹の遺作『エア(Air)』(1995年)を演奏したものもすごい。
献呈されたオーレル・ニコレどころではないのではないか。Emmaよ、あなたはいったい、なにものなのですか。
※すこし資料がアップされていた。
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http://www.teachflute.com/2013/02/conversation-with-emma-resmini.html
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https://www.youtube.com/user/GeoRockMin
■Emma Resminiによるプーランクのフルートソナタ
http://youtu.be/h7c1fWEqICE
http://youtu.be/dCEpY76na2A
http://youtu.be/fOUnK12Q5QQ
■Emma Resminiによる武満徹の“Air”
http://youtu.be/4H-tHGcOfbY