音楽、小説、そして酒を愛する方々との空間です

by はんきち

茹であがるような喧騒のなかで・・・上海の生きるエネルギー

上海の朝は早い。そして7時だというのに37℃はありしかも湿度は猛烈だ。少し歩いているだけで汗でだらだらになり、下着か皮膚か見分けがつかなくなる。たしかに上半身裸な男があちこちに居る。そして人々はてんでん勝手気儘に動き回っている。

下町のあらゆる飲食店は開いていて、麺や饅頭や、野菜と肉を炒めたものなどを、人々は貪るように食っている。歩きながらも食っている。中国風の西瓜のようなものを鷲掴みでかぶり付き、汁をしたたりおとしながら、路地を行き交う物事を眺めている。

ただ座っているだけの男たちもいれば、自転車にこんなに積めるのかと目を見張るほどにした自転車を、うんうんと押している老婆がいる。

太極拳を踊る夫人がたもいれば、ドレスを着飾り社交ダンスを舞う男女もいる。その横で男たちが真剣にバドミントン試合をしている。また別の太極拳チームが舞っている。その伴奏音楽が大音量で鳴っているがそのラジカセは驚くほど小さいからまた不可思議だ。

豫園(ユーエン)という古い市街には、一体どれだけの数の人々が住んでいるのだろう。そのなかには寺もあり、池もあり、膨大な数の鯉が泳ぎ蠢く。あらゆる食い物があり、これは余剰というか誰が買うのかと不思議に思うほどおかしな雑貨類に溢れる。

この街は魔界だ。もうしばらくここに居たら、いつのまにかきっとヤクザの博打打ちたちの煤けた部屋に居て、朦朧とした下僕になっているだろう。

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by k_hankichi | 2013-07-27 12:15 | 街角・風物 | Trackback | Comments(0)
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