或る事柄をきっかけに、ベタな言いかただけれども、次のことに改めて気付かされた。
「現実をみつめ真正面から素直に。」
自分の置かれている立場をごまかしてはいけないのだ。やらねばならないこと、逃げてはいけないこと、言い訳してはいけないことがあるのだ。
時間は有限でもある。時が経てば変わる事象がある。いつまでも同じだと誤魔化そうとしていてはならない。
こむつかしいことを言っていてもいけない。事柄をまだるっこしく語ってもいけない。けむに巻こうとしてはならない。
もちろん夢を語るのも結構。幻を見ようとするのも結構。
しかし時は有限なり。場所も有限なり。人の生きざまのなかにも、いずれ期限がくる。対峙しなければならない現実、受け入れなければならない現実がある。
だからやっぱり悔しいけれども、「現実をみつめ真正面から素直に。」だ。