『暮らしの手帖』の編集長をしている松浦弥太郎というひとの本を紹介されて読んだ。『100の基本 松浦弥太郎のベーシックノート』(マガジンハウス)。
彼自身が社会人として生きる指針として決めた行動規範100だ。僕自身の胸に手を当てて考えてみると同じく大切と思うこと、また、出来ていないことなどたくさんある。
・過去についてうそをつかない。
・幸せとは、人と深くつながること。
・小さい約束ほど大切にする。
・競争しない。争わない。
・迷った時はしんどいほうを選ぶこと。
・その場にいない人の話をしない。
・働くために遊ぶ。
・自分の基本の更新を常に行う。
なぜそれを規範にするか、ということと共に書かれていて、きちんと丁寧にものごとに対峙する著者の人柄も見えて、とても心地よい。