今日は初めての自宅待機。一日PCと向かいながら会社のメンバーとメールをやりとりして、いろいろ業務をこなしていた。テレビで災害や原子力発電所の状況を横目で見ながら、果てしない無力感と寂寞感とやるせなさを感じていた。
時折番組の合間にコマーシャルが入るが、民間の広告ネットワーク(ACジャパン)のショートCMの連続になっている。企業によるコマーシャルの自粛によるためということだが、これはとても適切な対応だと思う。こういうところで製品やサービスの広告を流されても、違和感と苛立ちしかもたらさないだろうからだ。
以前、誰かが言っていたが、テレビコマーシャルの大半が食ベ物の宣伝だという。被災地の人たちがそのようなものを見たら何と思うだろう。そういう意味で、いまの状況にとてもほっとする。ああ、ありがたいことだなと思う。スポンサーたちもいろいろなことを考えての対応とは思うが、そういうことも考えての対応が主だと思い込んでいたい。